三陸とれどき スタッフブログ
いろんなレシピに大活躍の銀鮭!食べて納得!宮城育ち「伊達のぎん」
食欲の秋、この季節は美味しいものをたくさん見かけます。 三陸では、「秋鮭」も旬を迎えるお魚のひとつ。河川で生まれ長いあいだ海を回遊し、産卵を機に生まれ育った河川へ秋に戻ってきます。 鮭は味にクセがなく調理もしやすいことから、たくさんのレシピや料理で好まれます。炊き込みご飯やホイル焼き、ムニエルなど、和から洋まで活躍する万能食材ですね!
本日ご紹介するお魚は、これら秋鮭ではなく、宮城県漁協認定ブランド「伊達のぎん」です。主に女川湾・雄勝湾・志津川湾にて養殖されている銀鮭です。 卵から成魚に至るまで養殖過程を徹底管理しており、生産者が責任を持って大切に育てています。
漁のピークは5~6月頃なので秋鮭とは言えませんが、当社では、「アルコール凍結機」で鮮度を保ったまま素早く凍結して商品化していますから一年中変わらない美味しさを楽しめます。 しっとり柔らかな身質に脂乗りもよく旨味も充分、それでいて後味はサッパリとしています。お刺し身はもちろん、加熱調理でも美味しいです! 栄養素が豊富な食材としても注目されており、たんぱく質、ビタミン類や脂肪酸、アスタキサンチンなどを多く含み、血管や血液の健康維持、アンチエイジングにも効果的です。 宮城の海が育てた「伊達ぎん」は毎日が旬です!お子様にも人気のお魚ですので、食卓のメニューにぜひ加えてみてはいかがでしょうか?
- 2021.10.13
- 10:44
コラーゲンたっぷり気仙沼フカヒレ!シェア日本一で通販商品も観光も大満足!
気仙沼港のサメの水揚げは、国内シェア約80%ともいわれています。その理由は、近海マグロ漁が盛んで、サメが混獲されるからです。
その背景に、気仙沼産として世界に誇る食材のひとつ「フカヒレ」があります。
明の時代より潮州(ちょうしゅう)料理など、中華料理の高級食材として利用されますが、潮州料理そのものは実は日本人にあまり馴染みのない料理ジャンルです。
フカヒレが高級食材として独特に進歩して、フカヒレ料理のジャンルを形成していったのかもしれません。
気仙沼温泉で人気の「気仙沼プラザホテル」や「サンマリン気仙沼ホテル観洋」では、お食事にフカヒレ料理をお付けした人気のご宿泊プランもあり、本場気仙沼産のものをご堪能いただけます。
これを目当てにお泊りになるお客様も少なくはなく、今では気仙沼の観光誘致にとても貢献している食材のひとつといえます。
栄養価も高く、コラーゲン、コンドロイチンが多く含まれており、美容効果も期待できる食材というのは有名ですね。そのおかげか、ホテルの料理プランでは女性のお客様からのお申し込みも多いように思います。
また、当ショッピングサイトでも、新商品「三陸食堂 ふかひれ上湯スープ」をリリースしたほか、人気の「気仙沼ふかひれ濃縮スープ」各種も取り揃えてございますのでぜひご覧くださいませ♪
ちなみに、サメの身は、かまぼこやはんぺんの原料として利用されており、骨や皮に至るまで加工技術の発達とともに現在では捨てるところがなく利用されている魚種のひとつとなっています。
海の恵みを大切に利用し尽くす、港町・気仙沼の人たちの優しさがこういうところに感じられたりします。
- 2021.10.05
- 13:59
欧米人には難しかった?ワカメと日本人の関係
当たり前のように食卓へ並ぶワカメ。お味噌汁や酢の物で定番ですが、しゃぶしゃぶにしてご当地グルメで成功させた地域もあるほどです。
最近の研究では、ワカメなど海藻の健康成分を有効利用できるのは、世界の中でも日本人だけで、欧米人とは違った特有の体質を解説する学者もいます。
気仙沼をはじめ、三陸の観光プロモーションでは、ベジタリアンやヴィーガン向けに特産のワカメを、
インバウンド市場で売り出そうと奮闘しましたが定着することはありませんでした…。
背景にはそういった食文化の違いもあったのかもしれませんね。
- 2021.09.30
- 11:05
美味しいだけじゃない!デニム生地としても優秀!
気仙沼の小さなジーンズ・メーカーをご紹介。
気仙沼発の「もの作り」の情熱が、海の恵みをデニムに変えた「オイカワデニム」さん。
技術力の高さに定評がある同社は、1981年の創業以来、数々の有名ブランドのOEMを請け負ってきました。
地元漁師さんと交流する中で、及川社長は、「メカジキ」の吻(ふん・剣のように突き出した上顎部分)が、海に大量廃棄されていることを知ります。その量は年間で約40トンにものぼるとか。
「気仙沼の海の恵みを捨ることに違和感を覚えた。何かに利用できないか?これをデニムにしたらどうだろう?」と及川社長はひらめきます。
そこから、“メカジキデニム”プロジェクトが始まります。震災後の工場再開から試行錯誤を重ね、大学との共同研究や混紡技術開発などたくさんの壁を乗り越え、2014年11月ついに販売開始にこぎ着けました。
生地全体の35%にメカジキ由来の繊維が使われており、保湿効果があることも分かっています。
現在では国内のみならず、ファンはヨーロッパを中心に世界中に広がっているそうです。
美味しいメカジキですが、象徴ともいえる立派な吻が地元企業の手でモノづくりに活かされていることは、嬉しいことですし何だか面白いですね!
- 2021.09.27
- 11:20
実は東北最大の“有人離島”!気仙沼・大島
平成31年4月7日に「気仙沼大島大橋(通称:鶴亀大橋)」が開通し、これまでフェリーでしか行くことが出来なかった大島にドライブ気分で車で行けるようになりました!
平成最後の年に開通したこともなんとも感慨深いアーチ橋ですが、橋脚間の長さは297メートルとアーチ橋としては東日本最大の大きさとのことです。これからも末永く親しまれ続けることを願っています。
島の最高点は亀山(標高235m)で、頂上には希少な「緑の桜」(御衣黄:ぎょいこう)が自生し、鳴き砂海岸である十八鳴浜(くぐなりはま)など、自然が豊かな島です。
作家の水上不二によって、海に囲まれた自然美を表現し、「大島よ永遠にみどりの真珠であれ」とたたえられました。
亀山頂上付近まで車で行くことが出来て(駐車場アリ)、そこから10分ほど徒歩で登ると展望台、頂上へ到達します。気仙沼湾を一望できて三陸の豊かなリアス式海岸の壮大な景色を楽しむことが出来ます。
気仙沼、大島観光に訪れた際はぜひ一度行ってみてほしい観光スポットです。
- 2021.09.27
- 11:17
カツオには旬が2回ある!?「初鰹」と「戻り鰹」
春から初夏に、南方からやってきたカツオは黒潮にのり、親潮と黒潮がぶつかる三陸沖へエサを求めて北上していきます。
この時期に水揚げされる鰹を「初鰹(はつがつお)」と呼ばれます。きれいな赤身でクセの少ないさっぱりとした味わいが特徴です。
そして、三陸近海で餌をたくさん食べて大きく太った鰹は、秋ごろになると南の暖かい海に戻っていきます。
こちらが「戻(もど)り鰹」と呼ばれます。
まさに今、この戻り鰹が美味しい時期となっています。良質の脂が乗りグッと旨味が増して、初夏のころの鰹とはまたひと味違う楽しみ方ができそうです♪
- 2022.09.06
- 17:11
夏の疲れを癒す!気仙沼の秋の味覚
「目黒のさんま祭」に代表されるように毎年各地で開催されるサンマを食すイベント。
昨年に続き、このコロナ禍でやむなく中止を発表する地域も少なくはないようです。
三陸の秋の味覚を楽しめるイベントとあって、収穫祭のようなイメージで楽しいだけに、仕方ないことですが残念ですね…。
さて、秋の味覚として代表格のサンマ。私たちの健康にも美味しく役立ってくれるお魚です!
良質のタンパク質や貧血防止に効果のある鉄分、骨や歯の健康に欠かせないカルシウムとその吸収を助けるビタミンDも多く含んでいます。
また豊富なDHAは脳細胞や目の網膜活性化に効果があり、腸内環境の改善にも良い働きをしてくれるそうです。
旬の味覚をいただくことは、その季節の身体を癒してくれるので、秋は積極的にサンマを食べて夏の疲れをしっかりと取りたいところです。
当ショッピングサイトでは今年もいよいよサンマのご注文をお受けする時期となりました!
イベントは参加できない代わりに、今年は自宅でご家族と美味しくサンマを食べてみませんか?
- 2021.09.27
- 11:10